ペルシャのキャッテリー。猫関連やその他の趣味などなど
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ご無沙汰しております。
2009年01月15日 (木) | 編集 |
2009年になりました。 すっかりご無沙汰しております。m(_ _;)m

kuma01b.jpg
↑ 丑年ということで被り物を用意するも皆に拒否され、しぶしぶ承知したくまちゃん…(;´Д`)


長い事ブログも放置しておりましたので、何かあったのか!?と
ご心配もいただき、誠に申し訳ないことでございました。m(_ _;)m

『更新ができない=閉じる』というのが私の辞書になく、
また気が向いたら更新すればいいや~という感じの放置プレイです。
お許し下さいませ…


kuma06.jpg
↑ 一応ほんの少し嫌がってみるものの、まんざらでもない様子…(笑)


居残り3人組み  その1:くまちゃん

くまちゃんは昨年5月に生まれたさるさるの子供です。
エキゾのロングで男の子。 
私はこの子は他所様に託す子と割合早くから決めておりました。

数件の問い合わせをいただきましたが、何故か四国地方が多く、
皆さん一様に空輸希望でしたので、「仔猫のみでの空輸はしない」旨を
お話しし、オーナーさんは決まらずにおりました…

そうこうするうちに2度目のワクチン接種。
体は大きめで体重も一番重たい子、特に心配事はありませんでした。
強いて言うならさるさる譲りの「目の周りが汚れやすい」事くらい。

診察台で熱を測り、聴診等している時に、看護師さんが「あれ?」と一言…
「目の内側に何かある?」
それは、通常正面から見えない目頭の下側にありました。

好酸球性角膜炎
(後に眼科専門医で診断されました。)

毎食後にくまちゃんを抱っこして目の周囲を拭いていたにも関わらず
私は気がついていませんでした。
黒目を外側に向けると出現し、その部分は少し白濁し、
かつその上に組織片のようなものが付着していました。

その場でかかりつけの獣医さんでは診断がつきませんでした。
角膜に傷はないけれど、少し白く濁っている。
付着している組織片のようなものも気になります。
「渡辺さん。 しばらく様子を見て、これが自然と消えていくなら構わないが
状態が変わらない、あるいは広がってくるようだったら
眼科の先生を紹介します。」と言われました…

その後1週間~10日くらい経過、
明らかに悪化しているのがわかりましたので、
都内の文京区にある眼科専門医さんに行きました。

↓以下続く ・・・とっても長いです(;・∀・)

トライアングル動物眼科診療室

事前に予約を取っていきましたが、初診時はかなり時間がかかりました。
最初に呼ばれて問診、眼圧測定、涙量測定、細胞の採取等を終えて、一旦待合室へ。
その後しばらく待って院長の診察。
眼科にかかった事のある方ならおわかりかと思いますが、
眼を診察する際の診察台(?)  アゴを乗せて
向こう側から強い光が当てられて診察される、あの台です。
診察されている眼は、即座に隣接するパソコンのモニターに
アップで鮮明に映し出されます。
多少嫌がるくまちゃんを看護師さんに任せ、「ほぉ~ すごいなぁ」と
感心しつつ、モニターを食い入るように見ていた私がおりました。(笑)

↓初診時の画像です。 詳しく見たい方はクリック
kuma01ai.jpg
向かって左側が右目です。
目頭部分に症状がはっきりと写っています。

組織部の検査で「好酸球」が多く見られる事と眼の状態を併せ
好酸球性(増殖性)の角膜炎と診断をされました。

原因は?

猫ではあまり症例が多くないらしく、ひとつには「ヘルペスウィルス」が
起因している事があるとの事。
「この子は風邪を引いたことがありますか?」の問いに
「いえ。全くありません…」と答える私。

「ウィルス検査はどうされますか?」と聞かれましたので
ウィルスとは考えにくいものの、原因を突き止めたい私は
「是非お願いします」と答えました。

ウィルス検査の結果は全て-(陰性)でした。
kuma001ai.jpg


点眼液を3種類いただき、目薬を点しつつ10日もすると
みるみるくまちゃんの眼は綺麗になっていきました。
「ほぉ~ さすが眼科専門の処方だけあるなぁ」と
やはり感心いたしました。(笑)

では原因は何なのか?

ウィルス性のものではない事はわかりましたが、
他に考えられる原因としては、くまちゃん自身の瞼の内反による
刺激が考えられるとの事でした。
確かに、くまちゃんの瞼は厚ぼったく、涙が多めではありました。
ですが、瞼自体の問題だとなれば、手術するより他に方法がなく
私はすぐには決断が出来ずにおりました…

ステロイドの目薬で症状は一旦治まりました。
肉眼ではほぼわからないくらい眼も綺麗になりました。
ステロイドの点眼の回数を1日2回から1回に減らし、
その後、完全にステロイドを切りました。
先生の診たてでは、再発するとしたら、2週間もすれば
症状が出てくると仰っておりましたが、それから少し遅れること
1週間後に再発の兆候が出ました。

「あぁ… やはり再発してしまった…」
そのまま目薬を点さずとも、大丈夫だったらいいなぁと思っていましたが
3週間後くらいに再発。
このように、ステロイドの目薬を止めて短期間のうちに
症状が出てしまうようであるならば、手術をした方が良いかもしれない
というお話を伺っていましたので、私はくまちゃんの手術を決断しました。

手術をせずに乗り切る方法は、症状が出る度に
ずっと目薬を点し続けるより他はないかと思いますが、
目薬も段々に効き目が悪くなってきてしまいます。

くまちゃんの角膜炎は、何もせずに放っておいた場合には、
もちろん治るはずもなく、別名増殖性と言われているように、
どんどん広がって悪化を辿ると思いますので、
最悪の場合は両目の視力を失うことにもなりかねません。
それだけは、それだけは絶対的に避けたいので、
私にできる事は、手術を受けさせる事だと考えて手術に踏み切りました。
(内眼角形成術・昨年12月22日に実施・費用約25万円)

手術自体は日帰りでできました。
カラーは3日くらいで外して構わないと言われたので
3日だけ我慢してもらいました。

カラーを外したばかりの写真です。
kuma01.jpg

手術直後は目頭部分も腫れて少し痛々しい感じでした。
麻酔覚醒後は、カラーに少しだけ戸惑う様子も見られましたが
心配した程ではなく、くまちゃんはよく我慢してくれました。
(少々鈍くさいのが幸いしたような…?( ̄∇ ̄;))

目頭部分を切って縫っていますので、目頭部分には
血液の固まりが付着しております。
シャワー綿棒(柔らかめの大きめの綿棒)にお湯を湿らせ
軽く目の周りを綺麗にし、再発した症状に対しては目薬を使用。
術後処方された抗生物質も飲みながら年を越したくまちゃんです。

翌年、1月6日に抜糸をしました。
kuma03ai.jpgkuma02ai.jpg
2枚共、上段が手術当日の画像。下段が抜糸した日の画像です。
再発した時は左目側に症状が強く出ています。
腫れぼったかった瞼が抜糸時にはすっきりしているのがわかるかと思います。


抜糸をして、スッキリ顔になったくまちゃん
kuma04.jpg

ほんの少しだけ眼が小さくなりました…
(゚Д゚ )アラヤダ!! くまちゃん、プチ整形したんかいっ! とツッコミw
kuma08.jpg

抜糸時の診察では経過良好との事。
再発していた症状も、ほぼ綺麗になくなっております。

今はステロイドを1日おきに点眼、来月初旬には完全に切ります。
その後様子を見て再発しなければ、里親さんを探す方向で考えております。


前述の眼科専門医には、症状の重いワンちゃん達もたくさん来ていました…
いつ行っても猫はくまちゃんだけしかいなかったのですが、
抜糸の日には待合室で平気でキャリーから出て、飼い主の老夫婦の足元で
スリスリしている猫さんに会いました。
「わぁ。ずいぶん落ち着いていてお利口さんにしている子ですね」
思わず話しかけると、何でも近所の方が引っ越されて置いてった猫さんを
可哀想で飼っているとの事。
よく見るとすで片方の眼球は摘出されていました…
その日はもう片方の眼も手術するかもしれないという猫さんでした。

すでに両目の視力はほとんど無く
「できる事なら自分の目を片方あげたい…」としんみり話す
ワンちゃんの飼い主さんにも会いました。

眼科は専門医でなければ、適切な治療ができない事があると思います。
角膜炎の悪化と誤診されて、適切な治療がなされず、治るどころか
どんどん酷くなる一方で、やっとこの病院に辿りつきました。と
話す方もいらっしゃいました。

前述の病院は、眼科に関しての臨床症例も多く、
「恐らくここの病院にいけば何でもわかるから」と紹介をした
私のかかりつけの獣医師の判断は実に適切であったと思います。

私達人間もそうですが、動物にとっても眼は本当に大事です…
早く気付けば重症にならずに済みますし、治療期間も短くて済むと思います。
町の獣医さんは、オールマイティではありません。
専門獣医師の存在はやはり必要だと感じた今回の一件でした。
正直、金銭的な面では、厳しい面もあるかと思いますが、
高額になる場合には恐らくカード払いもできるのではないでしょうか…
(後から知ったのですが、前述の眼科はカードでの支払いが可能でした)


今回、くまちゃんの症例を載せたのは、
私自身がweb上で調べても、なかなか症例が見つからなかったため
ひとつの情報提供として載せました。

まだまだ書き足りない事もありますが、ものすごく長くなってしまいますので
この辺で…m(_ _;)m


もしも、もしも同じような症例で、検索等でここへ辿り着かれた方がいらっしゃいましたら
詳細等色々とわかる範囲でお答えできますので、遠慮なくメールを下さいませ。

persian☆love-nap.com

☆を@に変えて下さい。(スパム防止のため)






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テーマ:猫のいる生活
ジャンル:ペット
コメント
この記事へのコメント
わあ、くまちゃん大きくなりましたね~!って突然すみません><
こちらには初めて書き込ませていただきます、鉄舟・源内の飼い主でございます。昨年は本当に大変お世話になりました!
鉄源もスクスク大きく育ってそれはもう饅頭のように!元気です!!ブログがありますのでよろしければ時々成長具合を見てやってくださいませ。

くまちゃん、お目々大変だったのですね・・・
早く完全によくなって、良い里親さんが見つかりますように。
2009/01/27(Tue) 13:10 | URL  | せなぴけ #nL6A2.tM[ 編集]
>> せなぴけ さん

どうもその節はお世話になりました~
ブログは先程リンクさせていただきました。( ・∀・)ノ
ゲンちゃん、テッちゃんの成長の様子、じっくり拝見させていただきますね♪

私の方は相変わらず放置が多く、スパムのコメントだけが続々と入ってくる始末でして…(;´Д`)トホホ
2009/01/28(Wed) 19:51 | URL  | ユキぽん #-[ 編集]
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